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サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践
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サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践 購入者のコメント
新しい常識 (2008-11-05)
- おすすめ度:
- 一般的に普及している株式投資に関する常識が覆されました。
僕にとって革命的な出来事でした。長期投資はリスクが低い、企業価値は変わらない、 銘柄選びは重要などすべて誤りであることが論理的に正論で語られています。
新興企業は突然ビジネスモデルが崩壊したり、業績拡大中でも財務基盤の弱さから 突然倒産するという箇所を読んで「まさかそれはないだろう」と思いましたが、 読んだ直後にゼファーが黒字倒産しその後もバタバタと新興企業が倒産していきました。 ものすごいリアルに感じました。
資産運用の基本編や外貨預金の章においても、今までの常識は使えないものが多く、 グローバル経済での新しい常識がたくさん語られていて非常に勉強になりました。
不朽の資産運用本 (2008-11-01)
- おすすめ度:
- グローバル金融の本質が学べたことは大きいです。
世界のマネーがどのような特徴を持ちどのような相関関係で動いているのか、よくわかりました。
世界経済を予測できなくては、日本経済を予測しても意味がないと中原さんは主張しています。 世界経済の流れには日本も逆らえないからだというのです。 資産運用には世界経済の予測がいちばん重要で、世界経済のシンプルな予測方法を教えてくれています。
常勝のポートホォリオはシンプルな考え方であるのに、奥が深い運用方法でした。 基本のポートホォリオ加え、3つのポートホォリオ戦略を組み合わせることで、 柔軟な運用が身に付けられるようになると思います。
私たち一人一人が賢くなって、新しい金融リテラシー=捉利の考え方を普及していく必要があります。 捉利が複利を上回る理論として金融業界に定着していくことによって、 金融機関の利益とは相反するが、私たち投資家の利益はその分増えることは間違いありません。
まだすべてを理解できてはいませんが、 繰り返し読んで究極の資産運用法を少しずつ身につけていける自信が持てました。 中原さんの著作にはいつも感激させられています。
経済ルネッサンス以降の資産運用 (2008-11-01)
- おすすめ度:
- 著者の基本的考え方は以下のとおりです。
(1)LTCMの破綻、サブプライムショックによって経済学から生まれた金融工学が 実践的には役に立たないことが明確になった。「経済学の破綻」 (2)にも拘わらず、これからの時代では資産運用に明るくなければ、豊かな実りある 人生は送れない。「自己責任の時代」
(3)従って、金融商品、その金融商品を取り扱っている金融機関、実体経済、世界の お金の流れ等の知識を学ぶことは重要であるが、日本の金融教育は遅れている。 「金融知識の修得」
(4)さらにその先に学んでいくのは、経済学や金融工学ではなく歴史学、哲学、心理学だ。 「人文科学の有効性」
金融工学のように人間をあたかも物理的な分子のように扱い、(金融工学は熱力学に近い) 確率論で相場を予測するのではなく、人間を人間として観察すればその集積である相場も 予測されるはず。というのが、著者の結論のようです。
本文にも、投資信託、債券等は分かりづらい。FXはレバレッジをきかせることになり 博打と同じ。等々、投資のリスクが人間性の面から多様に語られています。
ジュージ・ソロスの「ソロスからの警告」には、 人間と相場は相互に影響しあい均衡水準にとどまることはない。
アラン・グリンスパーンの「波乱の時代・特別編」には 現在のリスク管理には、相場上昇時と暴落時の人間心理の違いが考慮されていない。 と書かれています。 (市場原理主義、金融工学専門家のグリーンスパン氏も人間心理について語り始めました)
本著の題名は「サブプライム後の新資産運用」となっていますが、この「サブプライム後」 という言葉は、人間が物理的な分子ではなく、人間として扱われるべきことがわかった後、 すなわちルネッサンス(人間復興)後の資産運用という意味に思えてなりません。
いろいろ考えさせられました。 (2008-11-01)
- おすすめ度:
- これまで定説と言われてきた国際分散投資と長期資産運用について、弱点を述べています。さらに投資信託の活用についても疑問符を投げかけています。次にグローバル金融についての大きな流れの捉え方を解説してくれます。世界経済と日本経済の把握の仕方も解説した後に新しい考え方のポートフォリオを提案しています。特徴は、世界経済の拡大期と後退期では株式投資の保有割合が極端に変わっている点です。景気後退期は、一切株式投資を行わないそうです。また債券投資も入っていないというものです。その後は、ポートフォリオのメインである外貨預金と株式投資について解説しています。
実際の中身を書くと大変なので、やめておきますが、一般のビジネスパーソンで投資のプロではない人が読むことを前提にわかりやすく書かれていると思います。日本の将来についても、冷静に分析しています。ただ、絶望感をあおっているわけではないのですが、これが現実なんですね。日本は1991年からずーっと労働所得が増えていません。それでいて人口が減り続けています。出生率は、先進国でも韓国についで低く、理由は子どもにあまりにもお金がかかりすぎることだということは、もはや周知の事実ですが、改善していっても効果がでるのは10年以上先です。しかも国家の借金は他の先進国に比べて突出して多く、1000兆以上です。とどめが、地震リスク。この先10年、20年と低成長かマイナス成長という感じだそうです。このような状況で、自分や家族の人生を守るために、どうすればいいのか、改めて考えさせられる本でした。
景気の行方が正確に判断できる (2008-10-25)
- おすすめ度:
- 昨年の新興国株式投信ブームで銀行や証券会社が無知な顧客に
投資信託を買わせていた最中、中原さんは深刻な金融不況・ 景気後退が来るから株式は全部売るようブログで再三警告していた。 ソロスより早くバブル崩壊の問題を詳しく指摘していたように思う。
本書はその中原さんの景気判断の基本的なエッセンスが詰まっている。 素人でも景気判断は難しくないことを論理的に説明してくれ、 経済指標は何を見ればいいかポイントを絞って解説している。
とにかく儲け話ばかりを羅列した投資関連の本が多いなか、 本書では最後にこういった風潮を見事にズバリと斬ってくれている。 「お金の奴隷」になってしまっては本末転倒で、最後の問いかけは 一番大事なことに気付かせてくれた。
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